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STUDENT INTERVIEW 09

「デザインってなに?」から はじまったデザイン留学で デザイン思考を仕事に活かすまで

SHIHOMIさん 広告ディレクター 20代

ーセブ島でデザイン留学をしようと思った理由を教えてください。

私は新卒から雑誌の編集部で働いています。仕事ではデザイナーさんと関わることが多く、制作したいデザインをどのように伝えるのが良いのか、常日頃から悩むことが多くありました。 そういったコミュニケーションをするうえで、デザイン思考が必要なことは以前から感じていました。その時にたまたまセブ島のデザイン留学 モンスター・アカデミアをネットで見つけ、「デザイナーさんとのコミュニケーションをもっと円滑にしたい」と思い、デザイン 留学を決めました。

プレゼンをするシホミさん

ー実際にセブ島でデザイン留学を受けていただき、いかがでしたか?

すごく楽しかったです。デザイン留学と聞いて、最終的に何が得られるのかわからない状態でセブ島に来たのですが、論理的にデザインを考えて、コミュニケーションする力「デザイン思考」を深めることができました。 デザイン留学前の目標「IllustratorとPhotoshopを使えるようになる」は、WEBデザインのトレースの授業を通し、無理なくすぐに覚えられました。自分の中でまたひとつ新しくできることが増えたので、仕事をする際の視野を広げられたと思います。

ーデザイン留学の授業で一番印象に残っている授業は何ですか?

一番勉強になったのはトレースの授業です。一見シンプルで簡単そうに見えるWEBサイトのデザインも、ボタンの角が小さな丸みを帯びているだとか、文字の感覚がタイトルだけ広いなど、細部まで考え抜いてデザインされていることを体感しました。 トレースの授業では、既存サイトのデザインの細部を分析しながら、IllustratorとPhotoshopの使い方を学べたので効率よく学ぶことができました。 他にも8種の感情を丸で表現するアウトプットのトレーニングは新鮮で面白かったです。 テーマを元に自由に考え、授業のなかで講師と一緒にやり取りをしながら、アドバイスをもらい「表現→完成→発表し相手を納得させる」のデザインの一連の流れを身をもって学べました。

講師に質問するシホミさん

ーデザイン留学をしたことでデザインに対する視点に変化はありましたか?

そうですね。デザイン留学ではデザインの考察をする時間が多くありますよね。このデザインの何が良いのかを深掘りし、デザインの本質を理解するというところまで学べるので、これは他の学校では教えてくれないなと思いました。 このデザイン留学では、デザインに対する目の解像度を上げることができたので、今後の仕事にどのように活かせるのか今から楽しみです。

ーデザイン留学を学んだ事を、今後のキャリアでどのように活かしたいですか?

今後デザイナーさんとコミュニケーションをして、制作物を完成させるなかで、適切な言葉で制作依頼をして、無駄なコミュニケーションをなくし、制作物のクオリティをあげていきたいですね。 今まではデザイナーさんに「筆記体の文字を入れて欲しいです」など、漠然とした依頼をしていたため、想像していたものと全然違うデザインが完成してしまうことが多々ありました。 デザイン留学によって、目的から考えてデザインのイメージを言語化することができるようになったので、どんどん仕事に活かしていきたいです。

Illustratorの使い方を学ぶシホミさん

ー今後デザイン留学を検討している方へメッセージをお願いします。

もし、1ヶ月の時間が取れるのであれば、デザイナー志望でなくても来てほしいですね。「デザインって何?」というぐらいでも良いかもしれません。デザインになんとなく興味を持っている人でも、基礎からしっかりと楽しんでデザインを学べる場所だと思います。 語学留学は1ヶ月で英語の成果を出すのは難しいけど、デザインは成果が目に見えてわかるので、短期間で技術を得たい方などにすごくオススメです。特に、大学生の時に何もわからない状態で来て、自分の好きなものを見つける良いきっかけになるはずなので、学生の方にもぜひ来てもらいたいですね!

卒業制作を発表するシホミさん