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STUDENT INTERVIEW 05

クリエイティビティを加速させる 現役フォトグラファーが デザインを学ぶ理由とは?

WAKOさん フォトグラファー 40代

ーセブ島でデザイン留学をしようと思った理由を教えてください。

もともとフォトグラファーとして活動をしており、最近は写真撮影とデザインの制作物も合わせて依頼されることが増えてきました。 今までは独学で学んだことを活かしてチラシ等を制作していたのですが、しっかりとデザインの基礎を学んでより良いものを作り、表現の幅をもっと広げたいと思い、留学を決めました。

プレゼンテーションをするわこさん

ー実際にセブ島でデザイン留学を受けていただき、いかがでしたか?

すっごいよかったです! 私はIllustratorとPhotoshopの使い方をすでに知っていたので「新たに何を学べるのかな?」と不安がありました。 しかし、トレースという授業を通して今まで知らなかったIllustratorやPhotoshopの機能や効率の良い使い方を新たに学ぶ事ができました。 さらにデザインに意味を持たせ、クリエイティブにさらに価値を与えることの重要さを学べたこともとても良かったです。

ーデザイン留学の授業で、苦労した事はありましたか?

デザインを0から作り出すことの大変さを実感しました。 今まで仕事ではグラフィックデザインや写真作品の製作等をしていましたが、ルールや決まりがあったうえでデザインをしていました。 ですが、今回のデザイン留学ではデザインをする前段階の0から1を作り出す授業が多く、そこがとても難しくて、自分自身の新たな課題が見えましたね。

先生に質問するわこさん

ー「デザインとはコミュニケーションの手段である」ということを実感していただけましたか?

デザインの授業を通して、この意味が徐々に理解できたことがとても楽しかったです。 「デザインでコミュニケーションをする」ということを様々な角度から学べたことで、制作物の向こう側の相手のことを考えて制作できるようになりました。 以前はデザインの制作意図や理由などは特に考えていなかったのですが、デザイン留学を通して「デザインをする意義」を考えながら形にできるようになりました。

ーすでにお仕事でIllustratorとPhotoshopを使われているということですが、どの授業が学びを多く感じられましたか?

それは考察とトレースの授業ですね!自分ひとりだけではデザインに対する分析力や考察力を、あんなに深く掘り下げられないと思いました。以前は「好きなものには理由は無い」と思っていたので、良いところを深掘りし続けることがとても新鮮でした。 デザインの考察を継続することで、だんだんと自分がどのようなデザインが好きなのかがわかってきて、デザインに対する理解が自然と深まりました。 トレースの授業もすごく為になりました。仕事でIllustratorとPhotoshopを使っているのですが、知らない操作方法も多かったです。さらに面白いことに1つ新しい発見があると、3つくらい付随して新たな発見があるので、点が線でつながっていくように面白さを感じました。

デザインのワークショップ

ーデザイン留学で学んだ事を、今後のキャリアでどのように活かしたいですか?

仕事でデザインの制作意図やコンセプトをクライアントさまに説明しなくてはいけない場面で、論理的に説明できるようになったことがとても大きいと思います。 1ヶ月コースではWEBデザインを中心に制作していましたが、情報設計の仕方や余白の取り方はグラフィックデザインやフライヤーの制作にも繋がってくると思います。 それにセブ島でデザインを勉強したことで新たな目標ができました。いつかクライアントさまと「セブ島で弾丸シューティングもやりたい!」と企んでいます(笑)。

ーデザイン留学を終えて、デザイン留学を検討されている方にメッセージをお願いします。

デザイン留学っておそらくデザイナーになりたい人に向けた学校というイメージが強いかもしれません。けれど、デザイナー志望でなくても物事を構造的に分析する力や、適切な言語で提案するコミュニケーション力は様々な場所で活かせるはずです。 デザインに少しでも興味のある方は、まずデザイン留学を体験してほしいです!そこからいろんな道へ繋がっていると思うので、デザインの勉強を通してその道を見つけてください。 そして平日はデザインをがっつり勉強して、土日はセブ島観光を楽しんでください!

インタビュー中のわこさん