1ヶ月
STUDENT INTERVIEW 02

課題を理解し、言語化すること デザインを学べば ディレクションの幅も広がる

AYUKAさん 広告ディレクター 20代

ーセブ島でデザイン留学をしようと思った理由を教えてください。

新卒から現在まで、広告会社で働いておりディレクターを3年しています。 広告ディレクターなので、常にデザイナーの方と関わるのですが、自分のイメージをうまく言語化できず、デザイナーさんとのコミュニケーションに日々課題を感じていました。 どのように伝えれば自分のイメージが的確に制作物に反映されるのか。 自分自身がデザインを学び、デザイナーさんの考えや視点が分かるようになれば、もっと良いディレクションができるのではないかと思い、セブ島デザイン留学に参加しました。

ー実際にセブ島でデザイン留学を受けていただき、いかがでしたか?

私の中でのデザイン留学に来た目的はIllustratorとPhotoshopを使えるようになることでした。 デザイン留学なので、IllustratorやPhotoshopの操作方法を中心に勉強をするんだろうなと思っていたら、良い意味で全然違いました笑。 モンスター・アカデミアでは、既存のWEBデザインをIllustratorとPhotoshopを使って、上からトレースしていくことで、操作方法のみを学ぶのではなく、「何が良いデザインなのか?また、それを構成している要素は何なのか?」というデザイン的な理解力や考察力も鍛えることができました。 モンスター・アカデミアで授業を受けてみて、デザイナーさんはデザインの1つ1つに制作意図があると知った点と、ディレクションに通じるデザイン的な感覚や表現を言語化してプレゼンテーションする授業も多くあるので、デザイナーだけでなくディレクターになりたい人にも役に立つと思いました。

デザイン授業の受講写真

ーセブ島でデザイン留学を受けて、どのような変化がありましたか?

手を動かして制作をするデザイナーさんの視点に立つことで、気が付ける分析力やデザインに対する思考力と、それを言語化して伝える力が身につきました。 今までは、ディレクションを行うなかで、どのようなターゲットに向けた広告なのかをデザイナーさんには伝えてはいたのですが、そのターゲットにどのような印象を与え、その結果どういったアクションを行なって欲しいのかを具体的に伝えられていなかったので、できあがるデザインにズレがあるのだと実感しました。

ー1ヶ月コースのゴールである「自分の思い描いたものを形にして、コミュニケーションする」というのは難しかったですか?

今までディレクターとして働いていたので、どのようなデザインにしたいのかは、すぐに想像ができたのですが、それをどのような表現でアウトプットして、どのようにデザインに落とし込んでいくのかはすごく悩みましたし、難しかったです。 考察の授業では、デザインを論理的に分析することで、どのような表現が効果的で、適切に伝わりやすいのかなど、今までとは別の視点でデザインについて学ぶことができたので、すごく新鮮でした。

デザイン留学インタビューをするAYUKAさん

ーデザイン留学の授業で一番印象に残っている授業は何ですか?

モンスター・アカデミアでは、セグメントやペルソナに対する理解力と問題を提議する読解力、エンドユーザに対してどのような印象を与えたいのかをまずは言語化したうえで、デザイン制作を開始します。 これって、デザイナーだけに必要なスキルではなく、ディレクターにもすごく役に立つ授業だと思いました。 なかでも、トレースの授業では実際に自分でIllustratorやPhotoshopを触って、操作方法を習得していくので効率よく使い方を学べました。 その他にも考察の授業ではデザインを深く分析し、「なぜ?なぜ?」を繰りかえしていくことで、インプットの質が上がったと思います。 今までは、なぜこのデザインが良いのかを他者に共有することが難しく、もどかしさを感じていました。 けれどデザイン留学をして「良いデザインとは何か?」を言語化できるようになったことで、ディレクターという仕事に大きく活かせると思います。

講師とデザインに関して話す写真

ーデザイン留学を学んだ事を、今後のキャリアでどのように活かしたいですか?

仕事上これからもデザイナーさんと関わっていくので、デザインを適切な言葉に変換してコミュニケーションをする点と、ユーザに対して伝えたい内容を、どのように表現するのかをしっかりと考え抜く力は、今後活かしていきたいです。

デザイン留学インタビューに答えるあいかさん

ー今後セブ島デザイン留学を検討している方へメッセージをお願いします

セブ島デザイン留学に来る前は、たったの1ヶ月で何を得て帰れるのかと、不安に思っていました。 しかし、デザイン制作が未経験の私でもたったの1ヶ月でIllustratorとPhotoshopの使い方も習得できたし、デザインを言語化する癖づけができたので、今までよりもデザインに対する思考力が一段と深まりました。 今後、簡単なデザイン制作であれば自分でも制作できる自信がつきました。 ディレクターの仕事をしたことがない人でも、デザインの勉強することで、ディレクションできる幅が広がると思うし、直接デザインに関わる仕事でなくても、デザイン的な思考や理解力はいろんな仕事に活かせると思います。 デザイン留学では、デザイン制作を通して、エンドユーザやターゲットのことを考える授業が多くあります。 今後どの職種についても、エンドユーザやターゲットのことを考え抜く力は必要となってくるので、デザイン留学でこのプロセスを知ることができたのは、すごく大きかったです。